フグダス No.74

〜フグ専用雑記帳〜

 濾過槽お掃除   

お久しぶりでっす♪こんちはー♪(´Д`*)
なんてのっけからおどけて見ないと
落ちつかないくらい久々の更新です。ハイ(汗

えー・・今回はいつもと違ってお掃除方法のご紹介です。
時々ですが、フグ仲間さんやお魚初心者サンから
「濾過槽ってどうやって洗うのー?」的なご質問を頂くのですが
文章でお伝えするのは難しい・・というかアタシがただ説明ヘタなだけですが。
と言うことで、画像に頼って洗い方のご説明をして見ようかと思いまふ。。

※ご注意
コレが正しい洗い方だー!と言うわけではありませんので
あくまでご参考程度にご覧下さい。<(_"_)>

こっちの方が正しいんじゃー!というご指摘とダメだしもご遠慮っす♪(笑
ちなみに、そんな事もぅ知っとるわ!というお方も読み飛ばしてください。


今回のエモノ・・イエ、お掃除対象はコチラの
「エーハイム・クラシック 2217」
120センチ水槽用の定番ですね。(*^^)
作りも単純でハイパワー、音も静かで
滅多に壊れないと言うとっても良い子。(笑
エーハイムシリーズ、お値段は高めですが、
軽く10年は使えるので大型魚飼育にはぜひオススメ♪

筒の部分がシルバー色をしているのは
東北山奥在住のため、防寒用に保温シートを巻きつけてるからです。
真夏以外はずっと付けっぱなしです、夜冷えるんで。。「(^^; )


とりあえず、濾過槽を取り出すためにコンセントを抜き
ダブルタップを全部閉めます。

この「ダブルタップ、どうやって使うのー」と言うご質問も多いのですが
コレは水が入ったままのホースを分割出来るスグレモノなわけで、
このようにホースの途中に接続するものです♪
オス側とメス側2個でワンセットですので、
決して4分割して使わないでください。。(汗

タップを分割する時に接続部分に溜まった水が
ちょろっと流れ出してきますので、
雑巾を当てながら分割するとよいでしょう♪
一瞬、水漏れと勘違いすることもありますが。(笑


で、ホースを外した本体を洗い場(うちの場合はキッチン)へ。
ヘッドパーツを分解して、中のろ材と飼育水をバケツにあけて置き、
とりあえずモーター部分を分解掃除します。

画像はインペラを取り出したところ。
コレがくるくる回って水を押し出すわけですね♪


お掃除部分で一番重要なのがココ。

インペラ(羽)とシャフト(軸)を抑えているフタ部分の
Y字型に空間がありますが、このせまい部分を水が通にくいくため
ココが詰まるとろ材が汚れてなくても流量が落ちます。
他はテキトーに洗っても、ココだけはしっかり洗ってくださいね♪
歯ブラシでは届かないので、爪楊枝や絵筆などで洗うと楽です。

その他のヘッド部分のパーツも
キレイな水道水でガシガシ洗いましょー♪


お次はろ材。。
濾過槽内の水と一緒にザラッとあけただけなのでばっちいです。(笑
ちょっと泥臭いと言うか、土臭い臭いがしますが
ソレが正常ですので気にしない♪
生臭かったり砕けていたりしたら新品と交換してください。

コチラには濾過細菌サンが沢山お住まいなので
水道水は使わずにちょっと手で混ぜて
大きな汚れを落とすだけにします。
すすぎ洗いをしたい時は、2個目のバケツに水槽の水を持ってきて
そちらにろ材を入れ替えるだけにしてます。


今度は、ろ材の入っていたボディ部分を洗いますー。
これらは水道水でOKですので
ヌルヌルしてるのを洗い落としてください。
底の方に砂状に汚れ(ろ材の破片や底砂のカケラ)は
吸い上げられてモーターが噛む事がありますので
残らず洗い流してください。

コレで洗浄そのものは終了〜♪


お次は分解したものを組み立てていきますよー♪
ボディーの底に付属の網を敷き、
その上に粗目マットを入れます。

ろ材が汚れるのを嫌って一番下に細目マットを入れる方も居ますが
細目マットは一番上にした方が後々楽です。
特にリング状ろ材は目つまりするって事がほとんどないので
ろ材をいじらずに細目マットだけ交換したい時には
一番上にあったほうが取り替え易いです。

ろ材の前に細目マットを置いて物理濾過をしたい場合は、
プレフィルターやサブフィルターなど
別の機材を接続すると良いでしょう♪
ただ単に、吸い込み口にマットをまきつけるだけでもOKです。

粒状でもリング状でも、ろ材とろ材の隙間が塞がる(多孔質部分じゃなく)ほど
汚れが溜まるって時は、汚れの量がちょっと多すぎなので
メンテナンスの仕方や水槽全体を見直してください。


後はろ材を戻していきませう。
両手ですくって、がっさがっさ入れるだけです。


そしてフグ的にはココ重要♪
ろ材の上に骨サンゴをのっけます。
コレでPHを7.5〜7.8ぐらいになるように調整しています。
サンゴ自体は溶けてなくなってしまいますので
毎回、新しいものを付け足して下さいね♪

ムブの場合は特にPHが7.3ぐらいまで下がると、体調不良・・とまではいきませんが
水槽の底で寝てばかりの生活になります。(笑
PHが上がるだけで、元気に泳ぎ回ることが多いので
フグキーパーさんには弱アルカリ生活がぜひオススメです。
「うちのフグは寝てばっかりだー」と言うお方、
試しにPHをあげてみてください。

急に生き生きすることがありますから。

ちなみに、寝てるのが本業のフグ(スバッティとか)には効目ありませんが
さらに寝つきが良くなるので、やっぱりオススメです。(笑


掃除方から脱線しましたが、フグ的に重要事項なので
ちょっと説明が長くなりました。「(^^; )
後は、フタをして戻すだけです。


組み立て完了〜♪
外側をふきふき♪
ヘッドパーツのゴムリングが
きっちりはまっている事を確認してくださいね。


元の場所に戻し、ダブルタップを接続します。
元のホースには水が入っていますので
呼び水をしなくても、タップを開けるだけで
水が濾過槽に入ってきます。

そして雪国仕様の保温シート巻き付け♪
6月でもまだ寒いのだよ、山奥は。。「(^^; )


そして最後は電源を入れ、水が流れていることを確認して終了です♪
お疲れ様でしたー♪(;´Д`)

ココで、モーターが回っている音がするのに
上手く水が出ないときは、コンセントの抜き差しを何度かやってみてください。
それでもダメなときは一度タップを閉めてフィルターを外し、
中の水を全部捨てて、もう一回呼び水をしたほうが早いでしょう。
モーターに空気が入って音がうるさい時は、
・・半日くらいほっとけば静かになりますので待ちましょう。
待ってられるかっ!ッてお方は、フィルター自体を軽く斜めに傾けて
モーターに噛んでいる空気を排水側ホースから外へ出してください。

コレで濾過槽お掃除ミッションコンプです♪
濾過槽のみのお掃除の所要時間は10分程度、
けっこう手軽にお掃除できますので
めんどくさがらずに時々洗ってくださいねー♪


そしてお掃除後は超ゴキゲン悪いムブちん。。(汗
うちは水槽掃除と濾過槽掃除を同時進行でやっちゃうので
フグ的にはちょっとうっとおしいしいらしいです。(笑

キミのために洗ってるんですから
そう嫌な顔しないでくださいョ。(汗


でも一晩たてば、ご覧のように
超ゴキゲンになりますのでOKってことで♪

ちなみに今回、左端にあったプレフィルターは
ムブちんの噛み跡が激しくなったので
廃棄処分となりました。。orz
人が掃除してる間に、カミカミしないで下さい。。頼むョ。(;´Д`)

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